抜ける転写紙 用紙の違いについて
『抜ける転写紙』は画像や文字部分だけが転写できます
画像部分だけがプリントできる抜ける転写紙は下記の4種類があります。
タイプW、タイプB、タイプSは作り方がほぼ同じです。白や淡い色のプリントをしたい場合は白トナーを使います。
タイプDは少し作業手順は複雑ですが、白トナーがなくても白いプリントができます。
どの用紙も130度程度の温度で圧着できるので、生地を選ばずプリントする事ができます。
MPプラスター タイプW
白トナー対応の抜きプリントができる転写紙。マーク作りが1ステップでできます。Tシャツ生地程度の厚みのある生地にはこちらの用紙がおすすめです。濃いデザインばかりの場合は白トナーは不要です。
MPプラスター タイプB
ウインドブレーカーなどの薄手の生地にプリントする場合にどうぞ。糊の厚みがタイプWより薄く作られているので薄手の生地にプリントした時に生地の裏面に糊がはみ出しません。
MPプラスター タイプS
ストレッチ生地などの伸びる生地に最適。
Type-W・Type-S・Type-Bの場合
MPシートに印刷した時の断面図は下記のようになります
熱をかけるとプラスターがトナーの部分だけにくっつきます。
トナーが少ししか乗っていないと糊にくっつく力が足りず、抜きマークが作れません。
トナー濃度は70%以上でご使用ください。濃度が足りない場合は白トナーで補ってください。
用紙が冷めると抜けないので、プレス機の上から下さず、熱いうちに2枚を剥がします。
トナーのある部分に糊(プラスター)がくっつき抜きマークができます