カラーレーザープリンタでトナーの種類を確かめる方法
カラーレーザープリンタのトナーには粉砕トナーと乳化重合トナーがあり、
トナーの種類によって使用する転写紙が変わります。
ご使用のプリンタがどちらのタイプのトナーなのか分からない場合は
プリンタメーカー様にお尋ねになるか、下記の方法でお確かめください。
確かめ方
今回は分かりやすいように粉砕トナーと乳化重合トナーの2種類同時に試しています。
レーザープリンタで黒(CMYK)とマゼンダ(M)を普通紙にベタ印刷します。
普通紙の上に印刷したものを置き、その上からシールの剥離紙を乗せます。
写真では両面粘着シートの剥離紙を使いました。
市販のラベル紙の剥離紙でも代用できますが剥離紙の種類によっては違いが分かりにくい場合があります。
両面粘着シートの剥離紙は熱に弱いので、オーブンペーパーかシリコン紙を上にのせます。
中温で熱をかけます。
熱をかけ終わったら、オーブンペーパーをはずします。
剥離紙もめくります。
乳化重合トナーはトナーが昇華(熱による反応)して黄色くなります。
粉砕トナーの場合は紙の跡が付くだけです。赤線で囲った部分が黄色っぽく変色している箇所です。
市販のラベル紙の剥離紙でもうっすらと黄色くなります。剥離紙の種類によって色の付きかたが変わります。
剥離紙の厚みがある方がよりくっきりと黄変が分かります。
黄色くなった様子が一番よくわかるのは弊社で販売しているフォースインペーパーSです。