白トナー活用術2回印刷で白を刷るときの、データ作りのコツ
白トナーは転写紙だけでなく、ふつうの印刷にも使えます。白インクや白トナーのないプリンターでは刷れない白を、色紙や透明フィルムに印刷できます。
基本:白く印刷したい部分は、データで「K100%」(黒)にします。RIPソフトがない場合は、プリンターの黒トナーと白トナーを入れ替えて2回印刷します(1回目:カラー、2回目:白)。2回目は、給紙の遊びや紙の伸び縮みで、まったく同じ位置には刷れません。多少ズレても目立たないデータを作るのがコツです。
コツ1:フルカラーのデータは、ズレに強い形に

- A:OK 2回目の白が少し中心からズレても、あまり気になりません。
- B:OK 上下左右に0.3mmズレても、黒ふちの中に収まります。
- C:不向き 0.3mmズレると、白が足りなかったり、はみ出したりします。

白用のデータは、本来の白い部分より少し大きめ、黒枠より小さめに作ります。Aのように白がいちばん外側のデータは、そのままのサイズで白データを作ります。Bは、黒ふちの真ん中あたりまで白データを作ります。ズレ方は毎回同じではないので、フチを大きめにしたデザインがおすすめです。

コツ2:黒を使っていないデータは、1回の印刷で済むことも
デザインに黒(K)がない場合は、トナーを入れ替えずに1回の印刷で済ませられることがあります。


※プリンターによっては、この方法でできない場合があります。先に普通紙で試し印刷をしてください。Macのドライバーからはこの方法ではできません。
黒い生地にプリントした例
コツ3:白(淡い色)と黒が隣り合っていなければ、順番を工夫
白(または淡い色)と黒が隣り合っていないデータは、印刷の順番を工夫するとズレを目立たなくできます。



黒がほかの色と隣り合っていないときは、CMYKで黒だけを先に印刷し、次にCMYW(黒と白を入れ替えた状態)で、白い部分をK100%にしたデータを印刷します。



黒と隣り合う部分があるときは、その部分を先にCMYKで印刷し、そのあとCMYWで、白い部分をK100%にしたデータを印刷します。
※データの作り方やソフトによっては、CMYWで印刷したときにK100%がグレーで印刷されることがあります。その場合はこの方法は使えないので、白だけを後から、カラーモードを「白黒」にして印刷してください。
RIPソフトがあれば、1回でフルカラー
CMY+Wのトナーと、RIPソフト PrinterStation があれば、入れ替えなしの1回の印刷でフルカラーと白を印刷できます。
白トナーの印刷サンプル





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