QUICK ART PRINT ACADEMY / AFTER-SALES SUPPORT
白トナープリンタを入れたあと、
どんなフォローがある?
白トナープリンタの導入を考えている方から、とても多くいただく質問があります。「導入した後のフォローはどうなっているんですか? ちゃんと使えるようになりますか?」。動画では、当社を含めて多くの販売店の商品ページが「丁寧に対応します」のような抽象的な書き方にとどまっていて、具体的に何をするのかが伝わっていなかった、と話しています。
この記事では、当社の動画2本(あわせて、海外製との違いを話した回の一部)と、2026年10月時点の当社サポートページの内容をもとに、導入した後に当社が実際にしていることを、届いた日から順にまとめます。ほかの販売会社と比べるときの「確かめたいこと」も最後に載せました。
0円導入後の相談費用。期間は無期限、年間のサポート料も不要(2026年10月時点)
約600先LINE公式アカウントでつながっているご導入者様(2026年10月現在)
800台白トナープリンタの累計導入実績(2026年10月時点・当社調べ)
3ヶ月多くの方がひとりで使えるようになるまでの目安(当社サポートページ)
01 / WHY
「導入後のフォロー」が見えにくい理由
白トナープリンタは、買って終わりの機械ではありません。導入された方がちゃんと作れて、販売できるようになって初めて役に立ちます。ところが商品ページに載っているのは、性能などの情報がほとんど。導入した後のサービス内容はあいまいになりがちです。動画では、当社も導入後のフォロー体制を具体的に書けていなかったと認めたうえで、ショールームで対面で説明している内容をオンラインで紹介しています。
当社のフォローは、大きく分けて次の2つです(動画のまとめのスライドより)。
動画のまとめ。導入直後のセットアップと、その後の長いお付き合いの中でのアドバイスの2本立てです。
動画では、導入された方の半分以上がプリントの初心者だとも話しています。もう1本の動画では、「うまくいっている時には販売会社の出番はない。トラブルがあった時が重要」「いちばん大事なのは、導入するお客様のトラブル防止」と話しています。この記事で紹介するのは、そのための仕組みです。
02 / SETUP
届いた日:セットアップ
届いた後に「ちゃんとセットアップできるか」は、多くの方が不安に思うところです。作業そのものは次の2つです。
- パソコンとプリンターをつなぐ
- RIPソフト(白を印刷するためのソフト)をパソコンにインストールする
パソコンとプリンターをつなぐのは一般的な作業で、難しくありません。説明書に沿って設定していただければ、基本的に問題なく進みます。
セットアップは「つなぐ」「インストールする」の2つ。説明書に沿って進めます。
分からなければ、ビデオ通話で画面を見ながら
説明書を読んでも分からない方には、電話やビデオ通話でご案内します。動画でおすすめしているのは、ZoomやLINEのビデオ通話です。お客様のパソコンの画面を一緒に見られるので、スタッフが出張して隣で教えるのに近い形で、スムーズに的確にアドバイスできます。スタッフが伺える範囲は伺います。
ビデオ通話なら、画面を一緒に見ながら設定を進められます。
ちょっとしたコツとして、動画ではスマホを固定する自撮り棒・スタンドを紹介しています。ビデオ通話中にスマホを手で持ったまま作業するのは大変なので、固定できると便利です(動画撮影時、Amazonで2,000円以内で売られていたもの)。
届いてから慣れるまで(2026年10月時点のサポートページ)
※2026年10月時点のWTRIP835の商品ページでは、RIPソフトの対応OSはWindows 10以降(Mac OSは非対応)です。Windows 11でもARMプロセッサ(Snapdragon搭載モデルなど)の機種はプリンタドライバーがインストールできないため使えません。パソコンを用意する前にご確認ください。
03 / LINE & VIDEO CALL
使い始めてから:LINE・ビデオ通話で相談
使い始めてからの相談は、電話・メール・LINEのチャット・LINEのビデオ通話で受けています。それぞれに向き不向きがあります。
- 電話・ビデオ通話:その場で解決しやすい反面、お互いの都合が合わないと成立しません
- LINEのチャット:あとから返信すればよい質問に便利。会社の公式LINEで、お客様ごとにやり取りしています。チャットは同時にやり取りしなくてよいので、1日に多くのお客様に対応できます
「赤を濃くしたい」は、言葉より写真
動画では、赤いプリントのハンカチを見せながら説明しています。「この赤を濃くしたい」「薄くしたい」と言葉で言われても、どんな赤なのかは分かりません。実物の写真があれば、答えやすくなります。設定画面も、スマホでパシャッと撮って送っていただければ十分です。
「この赤を濃くしたい」と言葉で聞くより、写真を見たほうがずっと早く伝わります。
昔は電話で対応していて、お互いにかなり大変な思いをしていたそうです。スマホなら写真を撮って送るのがメールより手軽なので、お客様の負担も少なくて済みます。ビデオ通話も「やってみたら意外と簡単でスムーズ」だと動画で話しています。
電話で言葉を尽くしていたことが、スマホのカメラで一気に簡単になりました。
2026年10月時点:LINEで約600先とつながっています
現在のサポートページでは、LINE公式アカウントでつながっているご導入者様は約600先(2026年10月現在)です。写真を1枚送るだけで状況が伝わり、スタッフも画面の写真やURLを添えて返事ができます。サポートページで紹介しているやり取りの例は次のとおりです(福岡県のお客様、ご購入から5ヶ月。お客様の許可を得て掲載)。
※返事の時間は、サポートページに載っている実例です。いつも同じ時間で返事ができるわけではありません。夜や休日に送られたLINEには、平日の営業時間(9時半〜17時)に順番にお返事します。
04 / REPRODUCE
うまくいかないとき:同じ条件で再現して確かめる
使っていくなかで「思った色味と違う」「白がうまく出ない」といったご相談をいただくことがあります。そのときは、データ(Illustratorのデータなど)をメールで送っていただき、当社にある同じ白トナープリンタで、お客様と同じ条件で印刷して確かめます。東京ショールームでも、福井本社でも同じ対応をしています。
お客様のデータを、同じ環境で出力して確かめます。
理由は、実際にやってみないと分からないことが多いからです。机上の議論だけで答えると、どうしてもギャップが生まれます。印刷したあとは、糊のシートを付けて剥がし、プレスして色味を確かめるところまで、お客様と同じ目線でやってみます。
うまくいかない理由はお客様それぞれ。とことん付き合って、何かしらの答えを出します。
原因は、お客様ごとに違う
たとえば「糊のシートがうまく付かない」というご相談でも、原因は一つではありません。ラミネーターがないことが原因の場合もあれば、剥がし方の技術的なところが原因の場合もあります。剥がし方が原因と思われるときは、剥がしているところを動画で撮って送っていただき、それを見てアドバイスします。動画では、お客様それぞれに現れる壁を、これまでのノウハウで越え方をお伝えする、と話しています。
季節や部屋の温度で変わることも(海外製との違いを話した回より)
2020年の動画では、12月下旬に「糊がうまく付かない」とご相談をいただき、部屋全体の温度が低いことが原因だった例を紹介しています。北海道と沖縄では温度がまったく違うように、季節や場所によって微妙に変わるところがあり、ここは理論だけでは解決できない、ノウハウが大事なところだという話です。同じ動画では、お客様からデータをいただいて当社で同じことをし、同じ目線でアドバイスすることを10年以上続けている、とも話しています。
※この例は2020年の動画のもので、当時はプレス温度を上げて解決しています。現在の抜ける転写紙タイプWの商品ページでは「温度は変更せず、時間で調整」と案内しています。うまくいかない場合は当社にご相談ください。
05 / KNOWLEDGE BASE
先回りの情報:動画と導入者専用ページ
トラブルが起きてから電話をして、つながらなかったら——。納期が迫っているときほど困ります。そうならないように、当社はトラブルが起きる前に知っておける情報を出すようにしています。
YouTube・Instagram・X(旧Twitter)の投稿
白トナープリントに関するYouTube・Instagram・X(旧Twitter)の投稿数について、動画では当社の説明として「業界で1番」と話しています(動画撮影時。当社の各アカウントを画面で示しての説明です)。お客様と同じように実際に作りながら発信しているので、質問やトラブルにも素早く対応できる、という説明です。お客様からの質問に「この動画を見てください」とご案内できるのも、動画がそろっているからです。
白トナープリントに関するSNSの投稿。実際に作りながら発信しています(動画撮影時)。
導入者専用ページ
動画では、ふつうは新規導入のためのページで情報を出すだけのところ、当社は白トナープリントを導入した方向けの専用サイトを作り、プリントしていく上での細かいQ&Aを載せていると紹介しています。たとえば「印刷にすじが出たらどうするか」といった実例を、トラブルが起きる前に読んでおけます。動画ではこれを「経験する前に、経験を知識化できる」と表現しています。
導入者専用ページの画面。「困った時は」の項目で、プリンタ内部の掃除やトナーが定着しない時の対処を読めます(動画撮影時の画面)。
2026年10月時点でも、プリンターごとのご購入者専用ページ(PrinterStation5+/PrinterStation6 など)があり、サポートページでは「よくある困りごとを写真付きで解説。夜や休日でもすぐ調べられます」と案内しています。誰でも読めるページとしては、購入後のサポート体制のページや、WTRIP835の印刷トラブル対処法の記事もあります。
06 / PEOPLE
誰が答えるのか:経験と教え方
教え方は、プリント業に限らず担当者によることが多いものです。同じ質問をしても、AさんとBさんで言うことが違う、Aさんは丁寧だけどBさんは——ということが起こりがちです。動画では、当社はそれをなくすようにしていると話しています。
- 動画を撮っている東京ショールームの担当者のほかに、白トナー転写の経験がそれ以上ある人が福井本社に4人いる(動画撮影時)。分からないことがあっても頼れる仲間がいるので、お客様に「分かりません」と言って終わることはほとんどない
- 動画で「ここ2年で150人ほどの導入されたお客様と向き合ってきた」と話しています(動画撮影時)
2026年10月時点のサポートページでは、当社が販売する転写紙やプレス機などのほとんどは当社のオリジナル商品で、スタッフ自身が普段から使っていること、使い方や困ったときの対処法も一部の担当者だけでなくスタッフのほぼ全員が案内できることを紹介しています。2020年の動画でも、スタッフ一同が日頃からプリンターやプレス機を使って作業しているので、ちょっとしたトラブルに強く対応できる、と話しています。
動画のまとめ。サポートする会社に求められるのは、商品の質に加えて「知識・経験×技術×情熱」だという考え方です。
「1番」についての当社の説明
同じ動画では、導入台数についても触れています。当社グループ調べで、2021年に白トナープリンタの導入が100件を超え、近年の導入台数は業界で1番というのが当社の説明です。ただし動画の中でも、「累計で見れば当社を超える会社はあると思う」と断っています。2026年10月時点の商品ページでは、白トナープリンタの導入実績は累計800台(国内No.1・当社調べ)としています。いずれも第三者の調査ではなく、当社の調べによるものです。
07 / COST
無料のもの・お金がかかるもの
動画では、ここまでのフォローは基本的に無料で、白トナープリンタの代金にこのフォローが含まれていると説明しています。業者によっては有償で指導しているところもあるようだ、とも話しています。
フォローの費用は無料。白トナープリンタの代金に含まれています。
なぜ無料なのかも、動画で正直に話しています。当社は転写紙を作って販売している会社なので、買って終わりではなく、長く転写紙を使っていただけるように対応している、という理由です。2026年10月時点のサポートページの区分は次のとおりです。
プリンターが壊れたかもしれないときも、まずは当社にご連絡ください。掃除や設定で直るのか、修理が必要なのかを当社で判断してご案内します。転写紙は福井本社の工場で作っているので、不具合が疑われるときもすぐに確認できます。
※WTRIP835の導入後サポートは、当社で購入された機器が対象です。転売品や中古品など、当社での購入履歴が確認できない場合はサポート対象外です(商品ページより)。保証の内容や期間は、ご購入時にご確認ください。
08 / CHECKLIST
販売会社を選ぶときに確かめたいこと
動画の冒頭には「白トナープリントの質やサービスは、販売会社によって異なります」という断り書きが出ます。白トナープリンタは何十万円もの投資です。当社に限らず、検討している販売会社には、買う前に次のことを聞いてみてください。
- 導入後の相談に、費用や期限はあるか(年間のサポート料が必要か、何年後まで聞けるか)
- 相談の手段(電話だけか、写真を送ったりビデオ通話をしたりできるか)
- うまくいかないとき、データを送れば同じ条件で試してくれるか
- 答えてくれる人が、普段からその機械と転写紙で作業しているか(2020年の動画では、実際に機械を動かしている人か、口だけの人かに注意してほしいと話しています)
- トナーや転写紙などの消耗品が、この先も手に入るか
- 中古品や転売品を買った場合も、サポートの対象になるか
転写紙が国内製か海外製か、失敗したときのリカバリー方法を持っているか、洗濯堅牢度は何級か、といった点は、海外製の白トナープリンタを入れて困っている方への記事でまとめています。販売会社とメーカーの違いについては、メーカーと販売店の役割の違いの記事も参考にしてください。
09 / FAIR
公平に知っておいてほしいこと
丁寧にサポートしている会社は、当社以外にもあります:この記事は当社のサポートの中身を具体的に紹介するものです。ほかの販売会社のサポートを否定するものではありません。比べるときは、8章の質問を各社に同じように聞いてみてください。
- 動画に出てくる「1番」は当社の説明です。導入台数は当社グループ調べ、SNSの投稿数は当社のアカウントを示しての説明で、第三者の調査ではありません。累計の台数では当社を超える会社もあると思う、と動画でも話しています。
- 動画の内容は撮影当時の体制です。現在の内容は購入後のサポート体制のページを正としてください。
- サポートがあっても、作業に慣れるのはご自身の手です。サポートページでも、多くの方が3ヶ月ほどでひとりで使えるようになる、としています。最初の1ヶ月は質問がいちばん多い時期です。
- LINEの返事は平日の営業時間に順番に行うため、すぐに返事ができないこともあります。伺っての説明は、伺えない地域や費用がかかる場合があります。
- 当社で購入していない機器(転売品・中古品など)は、WTRIP835の導入後サポートの対象外です。
10 / FAQ
よくある質問
- 導入後の質問や相談に、お金はかかりますか?
- かかりません。動画でも「フォローに関する費用は無料、白トナープリンタ代にこのフォローが含まれています」と説明しています。2026年10月時点のサポートページでも、相談の費用は無料、期間は無期限、年間のサポート料は不要としています。お金がかかるのは、保証期間を過ぎた後の修理、トナーや転写紙などの消耗品、伺っての説明(地域や内容によって前もってご案内)です。
- 機械が苦手でも、自分でセットアップできますか?
- 作業は「パソコンとプリンターをつなぐ」「RIPソフトをパソコンにインストールする」の2つで、説明書に沿って進めれば基本的に問題なく進みます。分からないときは、電話やビデオ通話(Zoom・LINE)で画面を見ながらご案内します。近くの方には伺って設置することもできます(伺えない地域もあります)。
- 何年も前に買った機械でも、相談できますか?
- はい。サポートページでは、相談の期間は「無期限」と案内しています。ただし白トナープリンタWTRIP835の導入後サポートは、当社で購入された機器が対象です。転売品や中古品など、当社での購入履歴が確認できない場合はサポート対象外と商品ページに記載しています。
- 夜や土日にLINEを送ってもいいですか?
- いつでもお送りください。お返事は平日の営業時間(9時半〜17時)に、順番にお送りします。LINEのチャットは、電話やビデオ通話と違ってお互いの都合を合わせなくてよいので、急ぎでない質問に向いています。
- 遠方に住んでいても、サポートを受けられますか?
- はい。LINEやビデオ通話で全国のお客様をサポートしています。サポートページでは、福岡県のお客様とのやり取り(エラーが約5分のビデオ通話で直った例など)を紹介しています。
- うまくプリントできないときは、何を送ればいいですか?
- 失敗したものと、お使いの機械や設定画面の写真をLINEで送ってください。データが原因かどうかを確かめたいときは、データをメールで送っていただければ、当社で同じ条件で印刷・プレスして確かめてからアドバイスします。材料ももったいないので、早めにご相談ください。
VIDEO
この記事のもとになった動画
【初心者でも安心】白トナープリンタ導入後のフォローについて説明します(動画公開当時の体制です。現在の内容は当社のサポートページをご覧ください)
【プリントTシャツ業】白トナープリントをクイックアートから導入するメリット 色々な1番を手短にお伝えします(2021年の導入台数に触れている回。台数・人数・体制は動画公開当時のもの)
【海外製他社との違い】白トナー転写でクイックアートが業界で1番選ばれてる理由を説明します(2020年撮影。この記事では、サポートと経験について話した部分を一部引用しています)
※本記事の台数・人数・サポート内容は、注記のないものは2026年10月時点の当社サポートページ・商品ページの情報です。動画の内容は各動画の撮影時のものです。
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