熱プレス機は、
どこで買っても同じ?
白トナーとDTFで見た、プレス機7タイプの総評
熱プレス機は、通販サイトで数千円のハンディタイプから、販売店のオリジナルで100万円近いものまで、とても幅広く売られています。手動もあれば自動もあり、新品もあれば20年、30年前の中古もあります。
「自動のほうが圧力が強そう」「高いほうが壊れにくそう」。そう考えるのは自然ですが、実際にはそうとは限りません。この記事では、プレス機を7つのタイプに分けて、白トナーとDTFの転写に使う道具として、それぞれの良いところと注意点をまとめました。

クイックアートは、白トナープリンタとDTFプリンタ、その転写紙・フィルムを販売しており、どちらも自社のプレス機でテストして条件を決めています。この記事の評価は、そのテストの経験と、他社のプレス機を使っているお客様からいただいた声、当社スタッフが実際に他社のプレス機を使ってみた経験をもとにした、当社の主観的な見解です。特定のメーカー名や販売店名は挙げていません。個別の製品については、販売店・メーカーへ直接お問い合わせください。
- プレス機は一概に「どれも同じ」ではない。同じ形・同じ価格帯でも、圧力・温度ムラ・耐久性にははっきり差がある
- 「自動=圧力が強い」とは限らない。家庭用の自動プレスは最大60〜100kg程度のものが多く、自動のあおり式にも圧力が弱いものがある。一方で、業務用の電動機にはしっかり圧力がかかるものもある。ブランドや機種によってまったく違う
- 「高い=壊れにくい」とも限らない。価格が高くても故障が続いたという声もある。故障率・修理体制は販売店に必ず確認を
- 古いプレス機(20〜30年前の機種)には、圧力の調整ができないもの、温度ムラが大きいものがある。中古は特に注意
- ハンディ型・アイロン型のミニプレスは、圧力が足りず、白トナーの抜ける転写紙やDTFの不良の原因になる。業務での転写にはおすすめしない
- 業務用の手動プレス機は圧力がしっかりかかり、たくさんプレスできる。弱点は体への負担。枚数が多い方は電動機も検討を
この記事は、こんな方に向けて書いています
プレス機は、転写の仕上がりを最後に決める道具です。プリンタや転写紙を疑う前に、実はプレス機が原因だったというケースは少なくありません。
プレス機を評価する
5つの物差し
熱転写の仕上がりを決めるのは、温度・時間・圧力の3つです。時間はタイマーで正確に管理できますが、温度と圧力は、プレス機の作りによって大きく変わります。そこで、この記事では次の5つの物差しでプレス機を見ていきます。
白トナーとDTFでは、どれも欠かせない
白トナーの抜ける転写紙は、印刷したシートと糊のシートを重ねてプレスし、デザイン部分だけに糊をのせる工程(糊付け・トリミング)があります。ここで温度や圧力にムラがあると、糊がのらない部分が出る、きれいに抜けないといった不良につながります。
DTFは、フィルムの糊(パウダー)を生地の繊維にしっかり押し込むことで、洗濯に強い仕上がりになります。圧力が足りないと、フィルムをはがすときに一緒に持ち上がる、洗濯ではがれる原因になります。

7タイプ別の総評
ここからは、プレス機を販売のされ方と方式で7つのタイプに分け、当社の見解をまとめます。同じタイプの中にも良いもの・そうでないものがあるため、「このタイプなら必ずこう」という意味ではありません。
業務用の手動プレス機(鉄製)
スイング式・あおり式など/10万〜20万円前後が中心
ハンドルを引いて圧力をかける、昔からある業務用のプレス機です。主要部が鉄で本体が重く、300〜400kgクラスまで加圧できるものが多いのが特長です。圧力の余力があり、厚手のパーカーや縫い目のまわりでもしっかり押せます。
- 圧力が強く、余力がある
- 構造が単純で壊れにくく、たくさんプレスできる
- 上ゴテの「遊び」で圧力が均一になりやすい
- ハンドル操作で体に負担がかかる
- 押す人や疲れで圧力が変わる
- 温度の精度は機種・販売店によって差がある
総評:白トナー・DTFの業務用途では、いちばん安定して使えるタイプ。クイックアートのオリジナルプレス機もこのタイプです。ただし体への負担は避けられないので、手動プレス機の弱点もあわせてご覧ください。
業務用の電動・自動プレス機
電動・油圧・エアで上ゴテが降りるタイプ/30万〜70万円台が中心
電動やエアで上ゴテが降り、設定した圧力と時間でプレスします。最大の良さは、誰が押しても、何枚目でも圧力がそろうこと。体への負担もほとんどありません。1日に何百枚もプレスする現場や、複数のスタッフで作業する現場に向いています。
- 圧力が毎回そろい、品質が安定する
- 体への負担が少ない
- 圧力を数字で管理できる
- 価格が高く、本体が重い
- ブランド・機種によって、最大圧力に大きな差がある
- 機種によっては圧ムラが大きいものもある
このタイプは、ブランドや機種によって性能がまったく違います。当社の電動プレス機 JL-EP007B(最大350kg)や、当社でも取り扱っている太陽精機(TAIYO-SEIKI)の油圧オートプレス機のように、しっかり強い圧力がかかるものがあります。一方で、自動のあおり式などには圧力が弱いものもあり、当社スタッフが実際に使ってみた国内販売の自動プレス機の中には、熱板の場所によって圧ムラがはっきり出ると感じたものもありました。
総評:「自動だから強い」「自動だから均一」ではなく、機種ごとに確認が必要なタイプ。最大圧力(kg)と作業台の大きさ、圧ムラの有無を確かめて選んでください。判断に迷ったら、クイックアートにご相談ください。
家庭用・ホビー向けの自動プレス機
ボタンひとつで自動プレス/数万円〜10万円前後
近年増えている、コンパクトで操作が簡単な自動プレスです。アプリと連動したり、ほかの加工に使えるアタッチメントがあったりと、使いやすさはよく考えられています。一方で、最大圧力は60〜100kg程度のものが多く、本体も樹脂製で軽いものが中心です。
- 価格が手頃で、場所を取らない
- 操作が簡単で、初めてでも使いやすい
- 小物やハンドメイドには十分
- 最大圧力が低く、余力がない
- 毎日たくさん押す業務用途には作られていない
- 厚手の生地や縫い目の上では圧力が逃げやすい
総評:趣味やハンドメイドには魅力的なタイプ。ただ、白トナー・DTFで布へのプリントを仕事にするなら、圧力の余力が足りません。くわしくは家庭用自動プレスをDTFに使えるか考えた記事をご覧ください。
通販の格安プレス機(Amazon・楽天など)
業務用と同じ形のスイング式・あおり式/2万〜4万円前後
形や機能は業務用とそっくりですが、価格は5分の1ほど。熱プレス機を身近なものにしてくれた、良い面もあるタイプです。ただし、設定温度から±10〜20度ずれる個体や、アルミ部品が多く強い圧力で使い続けると変形するものがあります。故障したときの問い合わせ先がないことも少なくありません。

総評:家庭用アイロンからのステップアップや、バックアップ機としてなら十分な選択肢。白トナーの抜ける転写紙を仕事で使うなら、温度精度に不安が残ります。くわしくは格安プレス機と業務用プレス機の違いをご覧ください。
販売店オリジナルの高価格帯プレス機
販売店が独自ブランドで販売/40万〜100万円前後
大手の販売店などが、自社のオリジナル品として販売している高価格帯のプレス機です。大型の作業台や、自動昇降・引き出し式の下ゴテなど、便利な機能が付いているものもあります。
ただし、当社の見解としては、価格の差がそのままプレス性能の差になっているとは限りません。価格が高いからといって壊れにくいとも限らず、当社にいただくお客様の声の中には、高価格のプレス機で故障が続いたという相談もあります。
- 大型・多機能なモデルがある
- 販売店のサポートを受けられる場合がある
- 価格=性能・耐久性とは限らない
- 故障率や修理の体制は、外からは分かりにくい
当社でも50万円を超える油圧オートプレス機を取り扱っており、高価格のプレス機が悪いという意味ではありません。大切なのは、価格ではなく中身で選ぶことです。
総評:選ぶ前に、販売店へ故障率・修理の場所と日数・温度精度・最大圧力を必ず確認してください。価格だけで「安心」と判断しないことが大切です。
古いプレス機・中古のプレス機
20年、30年前の機種/中古市場・譲り受けなど
国産の老舗メーカーのプレス機は、新しい機種には良いものがあります。ただし、20〜30年前の古い機種には注意が必要です。あおり式で圧力の調整ができないもの、熱板の場所によって温度ムラが大きいものがあります。長く使われた個体は、ヒーターや熱板が傷んでいることもあります。
- 安く手に入る
- 作りが頑丈なものも多い
- 圧力の調整ができない機種がある
- 温度ムラが大きいものがある
- 部品がなく、修理できないことがある
総評:古い機種だからといって、そのメーカーの今の機種が悪いという意味ではありません。中古を選ぶなら、製造年・圧力調整の有無・温度ムラ・修理の可否を確認してから。白トナーやDTFで付きが悪いときは、まずプレス機を疑ってみてください。
ハンディ型・アイロン型のミニプレス
手で持って押し当てるタイプ(海外製が中心)/数千円〜数万円
アイロンのように手で持ち、生地に押し当てて使う小さなプレスです。持ち運びができ、帽子や靴など、ふつうのプレス機では押せない場所にも使えます。ただし、圧力は押す人の腕の力しだい。熱板の全体に同じ強さで押し続けることは、ほぼできません。
海外のDTF販売会社の解説でも、ハンディ型は押す力を人が加えるため、DTFの大きなデザインや受注品には向かないとされています。圧力不足は、フィルムをはがすときにデザインが一緒に持ち上がる、洗濯ではがれる、といった不良の原因になります。白トナーの抜ける転写紙の糊付け(シート全体を均一に押す工程)にも、圧力が足りません。
- 安くて小さく、持ち運べる
- 帽子・靴など、曲面の小さい場所に使える
- 圧力不足になりやすい
- 圧力が均一にかからない
- 押す時間・力を毎回そろえられない
総評:メインのプレス機の代わりにはならない、特殊な場所用の補助的な道具。少量のワンポイントを押す場合でも、圧力がしっかりかかる小型の業務用プレス機をおすすめします。
「自動=圧力が強い」とは限らない
プレス機選びで、よくある思い込みがこれです。「機械が押してくれるのだから、人の手より強いはず」と思われがちですが、自動かどうかで圧力の強さは決まりません。
自動プレス機の中には、圧力を強くしすぎると機械そのものが壊れてしまうため、モーターやギア、樹脂の部品に無理がかからないよう、最大圧力をおさえて作られているものがあります。家庭用・ホビー向けの自動プレスでは、最大60〜100kg程度のものが多く見られます。自動のあおり式にも、圧力が弱いものがあります。
反対に、業務用として作られた電動・自動プレス機には、手動機と変わらないほどしっかり圧力がかかるものもあります。つまり、ブランドや機種によってまったく違うというのが実際のところです。
圧力は「何kgか」だけでなく、熱板の面積で割った値で比べると実感がつかみやすくなります。
当社の電動プレス機 JL-EP007B は、最大350kgと、業務用の手動機に近いしっかりした圧力をかけられます。そのうえで、設定した圧力が毎回そろうこと、体への負担が少ないことが、手動機にはない良さです。
「自動かどうか」ではなく、最大圧力(kg)と作業台の大きさを確認してください。クイックアートでは、布へのプリントを仕事にするなら、300kgクラスまで加圧できる余力のあるプレス機をおすすめしています。いつも300kgで押すという意味ではなく、生地や場所に合わせて圧力を上げられる余裕が大切です。
同じ「自動」「手動」でも、ブランドや機種で性能はまったく違います。気になっているプレス機や、今お使いのプレス機(他社製でもかまいません)について、白トナー・DTFで使えるかどうか、クイックアートにお気軽にご相談ください。
手動プレス機の弱点も、
正直に
ここまで、業務用の手動プレス機は圧力がしっかりかかり、たくさんプレスできるとお伝えしてきました。ただ、手動プレス機にはどうしても避けられない弱点があります。これはクイックアートのプレス機も含めた、手動プレス機全般に言えることです。

弱点① 体への負担
ハンドルを引いてロックする動作を、1日に何十回、何百回と繰り返します。手首・肩・腰に疲れがたまり、作業台の高さが合っていないと中腰になって、さらに負担が増えます。
弱点② 押す人・時間帯で圧力が変わる
圧力調整のハンドルで基準は決められますが、最後に押し込むのは人の力です。ベテランと新人、朝の1枚目と夕方の100枚目で、圧力が少しずつ変わってしまいます。
弱点③ 強く押しすぎると、本体を傷める
手動機は「強く押せる」反面、必要以上に強く押し続けると、軸や台座に負担がかかります。白トナーの抜ける転写紙は、以前ほど強い圧力を必要としなくなりました。必要な分だけ押すことが、プレス機を長持ちさせるコツです。
| 1日のプレス枚数(目安) | 当社のおすすめ |
|---|---|
| 〜50枚 | 手動プレス機で十分 |
| 50〜150枚 | 手首・肩の疲れが出てくる。電動プレス機への切り替えを検討する時期 |
| 150枚以上 | 圧力が毎回そろい、疲れにくい電動プレス機がおすすめ |
※枚数はあくまで目安です。作業する人数や、プレス1回あたりの時間によっても変わります。
7タイプの比較表
白トナーとDTFの業務用途を前提にした、当社の主観的な評価です。同じタイプでも機種によって差があるため、要確認の項目は販売店・メーカーに確かめてください。
| タイプ | 圧力の 強さ | 圧力の 均一さ | 温度の 正確さ | 耐久性 | 修理・ サポート | 体の 負担の少なさ | 価格の目安 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 業務用・手動(鉄製) | ◎ | ○ | 要確認 | ◎ | 要確認 | △ | 10〜20万円 |
| 2 業務用・電動/自動 | 機種による 要確認 | ○ 要確認 | 要確認 | ○ | 要確認 | ◎ | 30〜75万円 |
| 3 家庭用・ホビー向け自動 | △ | ○ | ○ | △ | 要確認 | ◎ | 数万〜10万円 |
| 4 通販の格安品 | △ | ○ | △ | △ | × | △ | 2〜4万円 |
| 5 販売店オリジナル高価格帯 | 要確認 | 要確認 | 要確認 | 要確認 | 要確認 | 方式による | 40〜100万円 |
| 6 古い機種・中古 | 要確認 | △ | × | 要確認 | × | △ | 安い |
| 7 ハンディ型・アイロン型 | × | × | △ | ○ | 要確認 | × | 数千〜数万円 |
イラストは各タイプの特徴を示したイメージで、特定の製品を描いたものではありません。
◎ とても良い ○ 良い △ 注意が必要 × 業務用途には不向き。評価は当社の経験とお客様からの声にもとづく一般的な傾向で、個別の製品の性能を示すものではありません。
買う前のチェックリスト
販売店に聞いておきたいこと
どのタイプを選ぶにしても、次のことを販売店に確認しておくと、買ってからの「こんなはずでは」を減らせます。答えがはっきり返ってこない場合は、それ自体がひとつの判断材料になります。
- 最大圧力は何kgか。作業台の大きさは?自動機は特に。kgを面積で割ると比べやすくなります
- 設定温度と、熱板の実際の温度の差は何度以内か白トナーの抜ける転写紙は、温度のずれが不良に直結します
- 熱板の場所による圧ムラ・温度ムラを確認しているか出荷前に1台ずつ点検しているかどうか
- 主要部の素材は何か(鉄か、アルミか、樹脂か)。本体の重さは?強い圧力で長く使うなら、変形しにくい作りが大切です
- 故障率や修理の実績は? 修理はどこで、何日かかるか事業として使うなら、故障=作業の停止です
- 保証期間と、保証が切れた後の修理・部品の対応部品がなく修理できない、というケースもあります
- 使いたい転写紙・フィルムで、実際にテストしているか白トナー・DTFの資材と組み合わせた実績があるか
- 中古の場合:製造年、圧力調整の有無、温度ムラ20〜30年前の機種は特に注意
カタログの数字だけでは判断しにくいのがプレス機です。検討中のプレス機や、今お使いのプレス機(他社製を含む)が白トナー・DTFに向いているか、お気軽にご相談ください。

クイックアートのプレス機
クイックアートのプレス機は、白トナーとDTFの転写を前提に仕様を決め、出荷前に温度(設定値±5度)と上ゴテの平らさを1台ずつ点検しています(オリジナル機)。大量生産向けには、太陽精機の油圧オートプレス機も取り扱っています。当社が販売する転写紙・フィルムは、これらのプレス機でテストして条件を決めています。修理はすべて福井の自社工場で行い、部品も自社で在庫しています。

スウィング式プレス機 JL-PL003BⅡ(Wide)
作業台40×50cm、プレス圧約400kg、本体約45.5kg。A3の転写紙も1回でプレスできます。Tシャツの全面プリントから抜ける転写紙の糊付けまで、これ1台で。1年保証。

電動プレス機 JL-EP007B
作業台40×50cm、最大350kg。ボタンを押すと上ゴテが水平に降り、設定した圧力で毎回そろってプレスします。1年保証。

太陽精機 TP-700A 油圧オートプレス機
プレス面45×40cm、本体83kg。油圧で加圧する国産の自動プレス機で、温度とプレス圧の安定性を重視した作りです。左右切替のスウィング式で、大量生産の現場に。

スウィング式スリム JL-PL003CⅡ
作業台38×29cm、プレス圧約400kg。性能・温度精度・修理体制はJL-PL003BⅡと同じで、置き場所をとりません。A4以内のプリントが中心の方に。1年保証。

あおり式ミニプレス機 JL-PL001E
作業台23×30cm、本体約9kg。コテ面が小さいぶん圧力がしっかりかかり、抜ける転写紙にも使えます。持ち運びもできる入門機・バックアップ機です。6か月保証。
価格は2026年10月30日時点の当社サイトの表示です。どのプレス機が合うか迷ったら、熱プレス機の選び方もあわせてご覧ください。
よくある質問
- 自動プレス機のほうが、手動より圧力が強いのですか?
- そうとは限りません。自動かどうかで圧力の強さは決まらず、ブランドや機種によってまったく違います。家庭用・ホビー向けの自動プレスは、機械を守るため最大60〜100kg程度におさえているものが多く、自動のあおり式にも圧力が弱いものがあります。一方、当社の電動プレス機 JL-EP007B(最大350kg)のように、業務用の手動機に近いしっかりした圧力がかかるものもあります。最大圧力(kg)と作業台の大きさを確認し、迷ったら当社にご相談ください。
- 価格が高いプレス機なら、壊れにくく性能も良いのですか?
- 価格と性能・壊れにくさは、必ずしも比例しません。当社にいただくお客様の声の中には、高価格のプレス機でも故障が続いたという相談もあります。購入前に、販売店へ故障率や修理の実績、修理の場所と日数、温度の精度(設定温度と実際の温度の差)を確認することをおすすめします。
- ハンディタイプ(アイロン型)のミニプレスで、白トナーやDTFの転写はできますか?
- 当社ではおすすめしていません。手で押し当てるタイプは、圧力が押す人の力しだいで、熱板の全体に均一な圧力をかけることができません。白トナーの抜ける転写紙や、DTFの転写では、圧力不足が「はがれ」「付きが弱い」といった不良の原因になります。帽子や靴など、ほかの方法では押せない場所に使う道具と考えてください。
- 手動プレス機の弱点は何ですか?
- 体への負担です。ハンドルを引く動作を1日に何十回、何百回と繰り返すと、手首や肩、腰に疲れがたまります。また、押す人や疲れ具合によって圧力が少しずつ変わります。1日50枚程度までなら手動機で十分ですが、それ以上を毎日プレスする場合は電動プレス機も検討してください。
- 今使っているプレス機で、付きが悪いのですが?
- 温度と圧力の両方を疑ってみてください。表示温度と熱板の実際の温度がずれている、熱板の一部だけ圧力が弱い、といった原因がよくあります。古い機種や格安品では特に起こりやすいので、当社のショールームで、同じ転写紙を当社のプレス機で押して比べてみるのもおすすめです。
- 購入前に、実際のプレス機を見ることはできますか?
- 東京・大阪・福井のショールームで、実機のデモを体験していただけます(予約制・無料)。白トナーやDTFの転写を実際にプレスして、仕上がりや圧力の違いを確認していただけます。
免責事項
- 本記事は、株式会社クイックアートの経験、自社のテスト、お客様からいただいた声にもとづく主観的な見解をまとめたものです。特定の製品・メーカー・販売店の品質や性能を断定・評価するものではありません。
- タイプごとの評価は一般的な傾向を示したもので、同じタイプの中でも製品によって性能は異なります。個別の製品については、販売店・メーカーへ直接お問い合わせください。
- 他社のプレス機について、すべてを当社で検証しているわけではありません。価格帯・最大圧力などの数値は、市販品に多く見られる範囲を示した目安です。
- 1cm²あたりの圧力は、最大圧力を作業台の面積で割った単純計算の値で、実際の圧力の分布や仕上がりを示すものではありません。
- 転写の仕上がりは、生地・転写紙・フィルム・パウダー・温度・時間・圧力などの条件によって変わります。本記事の内容を参考にした結果について、当社は責任を負いかねます。
- 当社の製品の価格・仕様は2026年10月30日時点のものです。変更される場合があります。
プレス機の違いは、
実際に押してみると一番よく分かります
東京・大阪・福井のショールームで、プレス機の実機デモを体験できます。
白トナーの抜ける転写紙やDTFを、実際にプレスして比べてみてください。
メーカーの売り文句ではなく、現場で刷って、売って、サポートしてきた事実だけをお伝えします。


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