スイング式なのに、
この大きさ。
平板スイング式プレス機スリム JL-PL003CⅡ
上ゴテが横に開くスイング式のプレス機は、作業がしやすく、白トナーの抜ける転写紙にも向いています。ただ、スイング式は大きな機種が多く、「置く場所がない」という理由であきらめている方も少なくありません。
JL-PL003CⅡは、作業台38×29cmのコンパクトなスイング式プレス機です。スイング式では珍しいこの大きさのまま、温度精度や耐久性は業務用の大型機と同じ。この記事では、実際の寸法と、抜ける転写紙での実演をご紹介します。

- 作業台38×29cm。スイング式では珍しいコンパクトサイズで、A4サイズのプリントなら十分
- 土台は約42×34cm。大型のスイング式(JL-PL003BⅡ)より、ひと回り小さなスペースに置ける
- 100Vの家庭用コンセントでそのまま使える
- 温度精度±5度・主要部は鉄製・福井の自社工場で修理。中身は大型機と同じ業務用
- 抜ける転写紙(タイプW)の糊付けから転写まで、問題なくこなせる
こんな方に向いています
白トナー転写・DTF・昇華・ラバーシートなど、熱転写全般に使えます。「スイング式がいいけれど、大きいのは置けない」という方のための1台です。
スイング式を選ぶ理由
熱プレス機には、上ゴテが真上に開くあおり式と、上ゴテが横に回って逃げるスイング式があります。スイング式は、作業台の上に熱い上ゴテが残らないので、手元が広く使え、素材の位置合わせや、熱いうちにはがす作業を落ち着いて行えます。

特に白トナーの抜ける転写紙は、印刷したシートと糊のシートをプレスして、熱いうちにはがす「糊付け(トリミング)」の工程があります。クイックアートでは、抜ける転写紙を使う場合はスイング式のプレス機をおすすめしています。
スイング式は作業台40×50cmクラスの大きな機種が多く、上ゴテを回すぶんの横幅も必要です。JL-PL003CⅡは、そのスイング式を省スペースで使えるようにした機種です。
サイズと、必要な設置スペース
まずは、大型のスイング式 JL-PL003BⅡと並べてみます。

並べると、大きさの違いはひと目で分かります。それでも作業台はA4サイズより大きいので、A4のプリントなら十分。A3サイズには少し足りない、という大きさです。



| 項目 | JL-PL003CⅡ |
|---|---|
| 作業台 | 38×29cm(縦長) |
| 土台サイズ | 約42×34cm |
| スイング時の横幅 | 約66cm |
| 本体重量 | 約35kg |
| 電源 | 100V 家庭用コンセント(定格1100W) |
| 使用温度 | 0〜199度 |
| 130度までの立ち上がり | 約14分 |
| プレス圧 | 約400kg |
コンパクトですが、本体は約35kgとしっかり重さがあります。この重さが、プレスしたときにブレない安定感と、しっかりした圧力につながっています。
抜ける転写紙で実演
ここからは、白トナープリンタで印刷した抜ける転写紙 タイプWを使って、実際にプレスしてみます。手順は大きなプレス機と同じです。
- 印刷したシートと糊のシートを重ねる白トナープリンタで印刷したシートと、糊のシートを合わせて作業台にのせます。
- 130度・30秒で表裏をプレス(糊付け)まず30秒プレスし、裏返してさらに30秒。デザイン部分だけに糊をのせる「トリミング」の工程です。
- 熱いうちに糊のシートをはがすはがすと、デザインの形に糊がついた転写シートができあがります。
- 生地に130度・20秒ほどでプレスし、冷めてからはがす今回は黒の綿生地に転写しました。完全に冷めてからはがし、仕上げプレスをして完成です。







※温度・時間は動画撮影時の条件です。生地や転写紙の種類によって適した条件は変わります。各転写紙の説明書をあわせてご確認ください。
小さくても、中身は業務用
「小さい=簡易版」ではありません。JL-PL003CⅡは、作業台の大きさ以外は大型のJL-PL003BⅡと同じ考え方でつくられています。
| 業務用のポイント | 内容 |
|---|---|
| 温度ムラが少ない | 上ゴテの実温を設定温度±5度以内に調整。白トナープリントの不良を抑えます |
| 高い耐久性 | 主要部に鉄を使用。繰り返しプレスしても変形しにくい |
| 圧力の平滑性 | 上ゴテの可動構造で、プレス時に全体へ均一に圧力がかかる |
| 故障率 | 累計約70台導入、直近1年の故障率1%未満 |
| 保証・修理 | 1年保証。修理は福井の自社工場で通常2〜3日 |
温度ムラや素材の違いが、仕上がりや耐久性にどう影響するのかは、Amazonの格安プレス機と業務用プレス機の違いで詳しく解説しています。
下ゴテを交換して、小さなプリントにも


10×15cmの交換用下ゴテも用意しています。胸元のワンポイントや小物など、小さな面積にプリントしたいときに便利です。本体とセットで購入することも、後から別売で追加することもできます。
JL-PL003BⅡとどちらを選ぶ?
| 比べる点 | JL-PL003CⅡ(スリム) | JL-PL003BⅡ(Wide) |
|---|---|---|
| 作業台 | 38×29cm(縦長) | 40×50cm |
| Tシャツの大きなプリント | △ A4サイズまで | ◎ A3サイズ以上も |
| バッグ・縦長の素材 | ◎ 形が合いやすい | ○ 使える |
| 設置スペース | ◎ コンパクト | △ やや広め |
| 温度精度・修理体制 | ±5度・国内修理2〜3日 | ±5度・国内修理2〜3日 |
| 価格(税込) | 132,000円 | 176,000円 |
Tシャツの大きなプリントが中心ならJL-PL003BⅡ。トートバッグや小物、A4以内のプリントが中心の方や、置き場所が限られている方はJL-PL003CⅡがおすすめです。大型機をすでにお持ちの方の2台目としても活躍します。


スウィング式スリム JL-PL003CⅡ
作業台38×29cm、100V家庭用コンセント対応。温度精度±5度、主要部に鉄を使用、福井の自社工場で国内修理。交換用下ゴテ10×15cmとのセットもあります。

スウィング式プレス機 JL-PL003BⅡ(Wide)
作業台40×50cm。累計約400台の導入実績がある、クイックアートの定番スイング式です。
※動画内の価格は撮影時点のものです。最新の価格は商品ページでご確認ください。
よくある質問
- Tシャツへのプリントにも使えますか?
- 使えます。作業台は38×29cmで、A4サイズのプリントには十分な大きさです。A3サイズにはやや足りないため、Tシャツの大きなプリントや全面プリントが中心の方には、作業台40×50cmのJL-PL003BⅡをおすすめします。
- 設置にはどれくらいのスペースが必要ですか?
- 土台の大きさは約42×34cmです。上ゴテを横にスイングさせたときは、左右に約66cmの幅が必要になります。上ゴテを90度以上回すと本体が倒れるおそれがあるため、机にボルトで留めるか、同梱のクランプで固定してください。
- 家庭用のコンセントで使えますか?
- はい。100Vの家庭用コンセントで使えます(定格1100W)。他の電気機器と同じ回路で使うとブレーカーが落ちることがあるため、できるだけ単独のコンセントでお使いください。
- JL-PL003BⅡより安いのは、品質が違うからですか?
- いいえ。価格差は作業台の大きさの違いによるものです。温度精度(設定値±5度)、主要部に鉄を使った構造、福井の自社工場での修理体制は、どちらも同じです。
- 小さいプリント用の下ゴテはありますか?
- 10×15cmの交換用下ゴテがあります。本体とのセットでも、後から別売でも購入できます。胸元のワンポイントや小物へのプリントに便利です。
この記事のもとになった動画
【熱プレス機】平板スイング式プレス機スリム JL-PL003CⅡ クイックアートオリジナルプレス機(約5分)
大きさや使い心地は、
実機で確かめてください
東京・大阪・福井のショールームで、プレス機の実機デモを体験できます。
置き場所や作りたいアイテムに合わせて、どの機種が合うかもご相談ください。
メーカーの売り文句ではなく、現場で刷って、売って、サポートしてきた事実だけをお伝えします。


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