ぷくぷくプリント
(発泡シート)完全ガイド。
失敗しない温度と秒数
印刷したところだけが、ぷっくり立体的に膨らむ。当社のぷくぷくプリントシートは、レーザープリンタで普通紙に黒で印刷し、糊のシートと重ねてプレスするだけで、版もカッティングもカス取りもなく、膨らむプリントが作れる転写紙です。
作り方は簡単ですが、温度と秒数のシビアさは抜ける転写紙以上です。この記事では、発売後に公開した5本の動画(作業工程の注意点・仕上がり・新色・素材テスト・コンビニのコピー機での検証)と、現行の説明書をもとに、失敗しない手順と、使えるプリンタ・素材をまとめます。

- レーザープリンタで普通紙に黒(K100%)で左右反転印刷→糊シートと重ねて115℃・15秒→生地に160℃・2秒で転写→リケイ紙をのせて160℃・10〜20秒で膨らませる
- 失敗の多くは温度と秒数。とくに転写の2秒を超えるとボコボコになって失敗する。糊付けでうまくいかないときは、温度を上げずに下げる
- 転写と膨らませるプレスは必ず2回に分ける。1回でやろうとすると、発泡しながらの転写になって付きが悪くなる
- プリンタはほとんどのレーザープリンタで使える。当社の検証ではコンビニのコピー機で印刷した紙でもできた。インクジェットは不可
- 綿・ポリエステル・ナイロン・スウェット、合皮やコースターにも付いた。木材やプラスチックなど繊維でないものは難しい
- 写真のようなフルカラーには向かない。色はシートで決まり、全体に淡めの色味
※当アカデミーのレーザープリンタで「膨らむプリント」を作る方法は、ぷくぷくプリントシートの発売前に撮影された動画がもとの記事です。白1色、転写1秒・発泡5〜6秒、ヒートバリアマットを使う方法など、条件が今と違います。この記事は発売後の動画と現行の説明書にもとづいていますので、手順や秒数が違うときはこちらを優先してください。
ぷくぷくプリントとは:普通紙に黒で印刷して膨らませる
ぷくぷくプリントシートは、熱で膨らむ糊が塗られたA4のシートです。レーザープリンタで印刷した普通紙と重ねてプレスすると、トナーで印刷したところにだけ糊が移ります。その糊を生地に転写し、もう一度プレスすると、糊が発泡して立体的に膨らみます。
- 必要なもの:レーザープリンタ(黒で印刷できればよい)、普通紙、ぷくぷくプリントシート、プレス機、リケイ紙(シリコン紙)
- いらないもの:版、カッティングマシン、カス取りの作業
- 色:ホワイト・シアン・マゼンタ・イエロー・ブラックの5色。印刷はいつも黒で、色はシートで決まる
- 対応する生地:綿・ポリエステル・ナイロン(強撥水の生地は不可。商品ページより)
発売は2023年で、発売当初はホワイトだけでした。その後、シアン・マゼンタ・イエロー・ブラックの4色が加わり、現在は5色です。動画では、1枚から作れて、平らなプリントとは違う表現ができる商材として紹介しています。東京ショールームでも、サンプルを見て「やってみたい」と言われるお客様が増えているそうです。
※発売月は、動画のテロップで「2023年8月頃」と「2023年11月から」の2通りの表記があるため、この記事では「2023年」としています。
作り方(現行の説明書の手順)
商品に付属する現行の説明書の手順です。いちばん新しい動画も、ほぼこの手順で作っています。
| 工程 | やること | 条件 |
|---|---|---|
| 1. 印刷 | 普通紙に左右反転で印刷する | K100%・モノクロ |
| 2. 重ねる | 印刷した面と、ぷくぷくシートの糊面を合わせる(右上に蛍光の印がある方が糊面) | 糊面は必ず内側 |
| 3. 糊付け | 普通紙を下、ぷくぷくシートを上にしてプレス | 115℃・15秒・圧力は強め |
| 4. 剥がす | 熱いうちに、一定の速さで斜めに2枚を剥がす | 角を折っておくとつまみやすい |
| 5. 切る | マーク(普通紙)の四辺を切り落とす(ふちに糊が残っているため) | — |
| 6. 生地を温める | 生地を事前にプレスして温めておく | 動画では約5秒 |
| 7. 転写 | 温めた生地にマークをのせてプレス | 160℃・2秒 |
| 8. 普通紙を剥がす | 熱いうちでも冷めてからでもよい(この時点ではまだ膨らまない) | トナーの黒は捨てる普通紙に残る |
| 9. 膨らませる | リケイ紙をのせて、もう一度プレス | 160℃・10〜20秒 |

- 説明書では、糊付け(3)と剥がし(4)は時間を置かず続けて行うよう書かれています。
- 転写(7)と膨らませるプレス(9)は、生地に合わせて温度・秒数を多少前後させてかまいません。厚手の生地はプレス時間を長めにします。
- さらに膨らませたいときは、7と9で生地の下にラバースポンジマットを敷きます。圧力が強いほど膨らみが良くなります。
- 8でうまく剥がせないときは、「熱いうちに剥がす」と「冷めてから剥がす」を逆にしてみてください。デザインやタイミングによって向いている方法が違います。

以前の手順(2023年11月の動画)との違い
発売直後の2023年11月の動画では、条件が少し違っていました。現在の説明書で作る場合は、上の表を優先してください。
| 工程 | 2023年11月の動画 | 現行の説明書・新しい動画 |
|---|---|---|
| 糊付け | テロップで115〜118℃・13〜20秒(実演は120℃・15秒) | 115℃・15秒・強めの圧力 |
| 転写 | 160℃・2〜3秒 | 160℃・2秒 |
| 普通紙を剥がすタイミング | 冷めてから剥がすのを推奨(動画では約10分冷ました) | 熱いうちでも冷めてからでもよい |
| 膨らませるプレス | 約160℃・3〜5秒 | リケイ紙をのせて160℃・10〜20秒 |
糊付けの注意点:温度は「上げずに下げる」
ぷくぷくプリントシートは、マークを作る(糊付けする)ときの温度がとてもシビアです。商品ページでも、いちばん多い失敗として挙げています。
| 糊付けの温度 | 起きること |
|---|---|
| 低すぎる | トナーの上に糊がつかない |
| 適温(説明書は115℃・15秒) | 印刷したところにだけ、きれいに糊がつく |
| 高すぎる | 紙の上で発泡してしまい、生地に転写できなくなる |
2023年11月の動画では、「120℃と表示していても実際は高くなっていることがある」と話しています。仕上がりが不安定なときは、温度を上げるのではなく下げると成功に近づきます。抜ける転写紙は温度や秒数にある程度の遊びがありますが、ぷくぷくプリントは説明書の温度と秒数を守ることが大事です。表裏の両方をプレスする必要もなく、当時の動画では「熱を与えすぎるとかえって良くない」と説明しています。

- 圧力は強めに。圧力の設定ができないプレス機では、ラバースポンジマットを下に敷くと圧力がかかりやすくなります。
- 最新の動画では、15秒でうまくいかないときは表裏をプレスする方法も紹介しています。新色の動画では「10秒ずつ表裏の2回(2回目は糊面を上に)が自分にはやりやすかった」と話していました。基本は説明書の115℃・15秒で、うまくいかないときの調整として試してください。
- 黒で印刷した普通紙は、糊がついたかどうか見ても分かりません。剥がした方のぷくぷくシートを見て、デザインの形に糊が抜けているかを確かめます(新色の動画より)。
ラミネーターで糊付けする場合
プレス機のかわりに、当社で加工したラミネーター(アイリスオーヤマ LTA42Wの加工品)でも糊付けできます。2023年11月の動画では、温度設定はB(Cでは不可)で、出てきたシートを次のように剥がしていました。

- 印刷面とシートの間隔(余白)が大きい側から入れる。1cm以上空いているのが望ましい
- 上のぷくぷくシートを90度近くに引っ張り、下のコピー用紙は平行気味に進める
- 最後に剥がすスピードを上げたり、力を入れすぎたりすると失敗の原因になる
- ラミネーターの中に糊がつくので、付属のクリーニングシートを毎回通す。しないと詰まって故障の原因になる
ただし、のちの新色の動画では「ラミネーターよりプレス機のほうが剥がしやすいので、ぜひプレス機で」と話しています。商品ページでも、デザインによってはラミネーターでうまく抜けないため、確実性を求めるならプレス機をすすめています。
転写の注意点:2秒を守り、2回に分ける
2023年11月の動画で「いちばん大事」と強調していたのが、生地に転写するときの秒数です。テロップでも「プレス時間を守らないと生地ごとダメになると思って集中!」と案内しています。2秒のところを、ぼーっとして5〜6秒プレスしただけでも失敗する可能性があります。

- 転写は2秒で止める。現行の説明書は160℃・2秒です。新しい動画でも「本当にこれでいいのかというくらい短い」と話しています。
- 転写のときに爆発したように発泡する場合は、温度が高すぎます。設定温度を10℃くらい下げてください(150〜155℃)。転写の段階では生地に付くだけでよく、膨らみは次の仕上げプレスで出ます。
- 転写と膨らませるプレスは必ず2回に分ける。1回で全部やろうとすると、発泡しながらの転写になって付きが悪くなります。
- 生地を事前にプレスして温めておくと、転写や膨らみが良くなります。

普通紙を剥がすときは、生地を押さえながら、左手と右手の間隔を狭くして近づけるように剥がすと失敗が少ないと話しています。生地を伸ばしながら剥がすより、軽く持ち上げるだけで紙が離れていきます。
仕上げのプレスも長すぎないように
膨らませるプレスで秒数が長すぎると、見た目では分からなくても内部で発泡しすぎて爆発したようになり、洗濯でボロボロになることがあります(商品ページのFAQより)。秒数を守るか、秒数を短くしたくない場合は、温度を10℃下げて150℃でプレスしてください。
5色の色味と、デザインの向き不向き
赤や青で作るときも、印刷は黒のままです。色は重ねるシートで決まります。新色の動画では、仕上がりの色味について次のように説明しています。
- 色味は全体的に淡め(テロップより)
- シアンは水色寄り、マゼンタはピンクっぽい色
- イエローはしっかり黄色
- ブラックは真っ黒ではなく、グレーっぽい色

デザインは、細い線や細かい文字でも膨らみます。細かいデザインほど立体感が強調される一方、商品ページでは、細かすぎるデザインは発泡の具合で潰れてしまうことがあると注意しています。最新の動画では、写真を網点にしたデザインも試し、一つ一つの点が膨らんで雰囲気が出たと紹介しています。点と点の間隔がもう少し空いていれば、膨らみがより強調されたはず、とも話していました。
生地による見え方の違いもあります。商品ページでは、薄手の生地は発泡するときに布地が引っ張られてよりぷくぷくし、厚手や硬い生地は表面だけが膨らむと説明しています。動画では、厚手のスウェットは膨らみが自然で普段着にも使いやすいという声をお客様からいただいたと紹介しています。

※写真のようなフルカラーのデザインには向きません。最新の動画では、DTFプリントと組み合わせてカラーのぷくぷくを表現した作品も紹介しています(「少し手間ですが」とのこと)。
使えるプリンタ:コンビニのコピー機でも試した
「ほとんどのレーザープリンタで使える」と案内していますが、当社もすべての機種を試したわけではありません。そこで2023年11月に、社外のコピー機・複合機でモノクロ印刷した紙を使って、糊付けできるかを検証しました。
| 印刷した場所 | 機種 | 結果 |
|---|---|---|
| セブン-イレブン | FUJIFILMの複合機 | 糊付けできた |
| ローソン・ファミリーマート | SHARP MX-3610DS | 糊付けできた |
| キンコーズ | コニカミノルタ bizhub C759 | 糊付けできた |
| 近くのスーパー | 京セラ TASKalfaシリーズ | 糊付けできた |
| 当社内 | OKI・リコー・ブラザー | できた(検証の前から確認済み) |

動画の時点では、ぷくぷくプリントがうまくできなかったレーザープリンタは見つかっていませんでした。その後、キヤノンのレーザープリンタでも成功したとテロップで補足しています。手元にインクジェットプリンタしかない場合は、インクジェットで左右反転に印刷した紙を、コンビニのコピー機でモノクロコピーすれば、その紙で作れる、と紹介しています。
※2026年10月時点の商品ページで使用が確認できているプリンタ:OKI C835dnw/C844dnw/C811dn/C841dn、RICOH C250/P301、FUJIFILM(セブン-イレブン設置機)、SHARP(ローソン・ファミリーマート設置機)、コニカミノルタ bizhub C759(キンコーズ設置機)、京セラ TASKalfa。当社のテストはOKI C835dnwのK100%・モノクロ印刷で行っています。
いろいろな素材にプリントした結果
Tシャツ以外にも使えるかを試した動画(2023年11月時点の情報)の結果です。テロップでは「個体によって転写の可否や仕上がり、耐久性の違いがあるので、実際の取り扱いはお客様ご自身でテストを」と断っています。
| 素材 | 結果 | 動画で分かったこと |
|---|---|---|
| 綿のTシャツ | ○ | 普通の平らな白プリントより存在感がある |
| ポリエステル(ドライTシャツ) | ○ | 問題なく立体感が出る |
| ナイロン(ジャケット・バッグ) | ○ | 160℃でも3秒や8秒程度では、熱のダメージは感じられなかった |
| スウェット(トレーナー・パーカーの袖) | ○ | メインに使える素材 |
| ニット帽・靴下 | ○ | 伸ばしても割れなかった。ただし伸縮への強さはアイテムとの相性があり要テスト。ぷくぷくが伸縮に特別強いわけではない |
| キャンバスのトートバッグ | ○ | 硬い生地なので、膨らみは表面だけの表現になる |
| 合皮(100円ショップの小物)・ランチョンマット・PCケース | ○ | きれいに付いた。動画でいちばん完成度が高いと感じたのが革関係 |
| コースター | ○ | かわいく仕上がった |
| ジュートバッグ | △ | 立体感は少ないが、転写はできた |
| 木材 | × | あまり膨らまず、マークの外側がきれいにならない。仕上げに160℃・10秒プレスすると、ボコボコになって定着も甘くなった |


まとめると、繊維のものならある程度は付く、というのが動画の結論です。プラスチックなど繊維でないものは難しいので、まず対象が繊維かどうかで分け、繊維の中でテストしてみてください。毛羽立った靴下などは難しいかもしれない、とも話しています。商品ページでも、アクリルやプラスチックなど非繊維の素材にはプリントできないと案内しています。
※説明書では、160℃に耐えられる布地であれば圧着できるが、膨らみにくい生地もあるので十分テストしてから使うよう案内しています。
セット内容と価格・作業時間
| セット | 内容 | 動画撮影時(新色の動画・税別) | 2026年10月時点(税込) |
|---|---|---|---|
| ホワイト お試し5枚 | 普通紙5枚・シート5枚・リケイ紙NP1枚 | 単色5枚 2,600円 | 2,640円 |
| カラー お試し5枚 | シアン/マゼンタ/イエロー/ブラックから1色 | 2,860円 | |
| 5色×各2枚 計10枚 | 普通紙10枚・シート10枚・リケイ紙NP1枚 | 5,100円 | 5,610円 |
| ホワイト 100枚 | シートのみ(普通紙・リケイ紙は含まない) | 単色100枚 34,000円 | 33,000円 |
| カラー 100枚 | シートのみ・1色 | 37,400円 |
※動画の価格はテロップの表記(税別)です。2026年10月時点の価格は当社サイトのカートの掲載価格です。商品ページには無償サンプル(布地にプリントしたものとマークの状態のもの各1枚)もあります。ぷくぷくプリント用に加工したラミネーターは11,000円(税込)、ラバースポンジマットMサイズ(22×32cm)は2,090円(税込)です。
1枚あたりの作業時間
新色の動画では、1枚の工程を糊付け20秒(10秒×表裏)+転写3秒+仕上げ15秒=計37秒とテロップで紹介しています。抜ける転写紙より、1枚あたりの作業はかなり短くなります。
- 糊付け(115℃前後)と転写・仕上げ(155〜160℃)で温度が違うため、プレス機1台だと温度の上げ下げを待つ時間がかかります。
- 動画では、プレス機1台で10枚作るなら、先に糊付けを10枚まとめて行ってから、転写を10枚行うよう案内しています。
- プレス機が2台あれば、1枚1分ほどでできるはず、と話しています(2台目にはミニプレス機を紹介)。
また、普通紙に印刷してから糊を移すので、糊シートをハサミでデザインの大きさに切って使えます。小さいデザインを1つだけ作りたいときも、残りのシートは保管して次に使えます。
※保管は、残ったシートを袋に戻して密閉し、直射日光を避け、乾燥した場所で水平に。開封後はなるべく早く使ってください(商品ページでは保存期限の目安をお買い上げから3ヶ月〜半年以内としています)。
向かないケースと注意点
ぷくぷくプリントは、平らなプリントにはない表現ができる一方で、何でもできるわけではありません。動画のまとめでも「基本は説明書どおりに。うまくいかない場合は当社にご連絡ください」と話しています。
- 温度と秒数の遊びが少ない。抜ける転写紙に慣れている方ほど、転写の2秒は意識して守ってください。
- プレス機の表示温度と実際の温度に差があることがあります。説明書でも、使うプレス機に合った温度を十分テストするよう案内しています。
- 他社のプレス機は個体によって合う・合わないがあります。商品ページでは、5枚セットから、圧力を強めにして試すようすすめています。家庭用アイロンではマークを作れません。
- 膨れ方には個体差があります(商品ページ)。伸び縮みする生地では、伸縮への強さもアイテムごとに確かめてください。
- 動画では、オリジナルデザインを作って売る方や、イベント・観光地のその場プリントに向く商材だと話していました。お客様から「膨らむプリントでたくさん作ってほしい」という注文はまだ受けにくい、とも率直に話しています。
※当社は白トナープリンタ・小型DTFプリンターのメーカーで、ぷくぷくプリントシートも当社の商品です。素材テストやプリンタの検証は、それぞれの動画撮影時のものです。
よくある質問
- ぷくぷくプリントには専用のプリンターが必要ですか?
- 必要ありません。普通紙(コピー用紙)に黒(K100%・モノクロ)で左右反転印刷できるレーザープリンタと、プレス機があれば作れます。当社の検証(2023年11月)では、セブン-イレブン、ローソン・ファミリーマートのコピー機で印刷した紙でも糊付けできました。インクジェットプリンタ、ALPSのMDプリンタ、EA-Ecoトナーの機種では使えません。
- 赤や青のぷくぷくプリントをしたいときも、黒で印刷するのですか?
- はい。印刷はいつも黒(モノクロ)です。仕上がりの色は、重ねる糊シートの色で決まります。シートはホワイト・シアン・マゼンタ・イエロー・ブラックの5色です。色味は全体的に淡めで、ブラックはグレーっぽい仕上がりになります。
- いちばん失敗しやすいのはどこですか?
- 生地に転写するときの秒数です。現行の説明書では160℃・2秒。これを超えると、紙の上で発泡が進んでボコボコになり、うまく転写できません。動画では、2秒のところを10秒以上プレスしてしまった失敗例も紹介しています。抜ける転写紙に比べて遊びが少ないので、タイマーを使って秒数を守ってください。
- 糊付けがうまくいきません。
- 温度がずれている可能性が高いです。低すぎるとトナーの上に糊がつかず、高すぎると紙の上で発泡して生地に転写できなくなります。現行の説明書は115℃・15秒、圧力は強めです。プレス機の表示温度と実際の温度に差があることもあるので、うまくいかないときは温度を上げるのではなく少し下げてみてください。圧力が足りないプレス機では、下にラバースポンジマットを敷くと改善します。
- 洗濯には強いですか?
- 商品ページの試験(綿100%・白、160℃2秒→シリコン紙をのせて160℃10秒で仕上げたもの)では、洗濯堅牢度は4-5級です。ただし、膨らませるプレスが長すぎると内部で発泡しすぎ、洗濯でボロボロになることがあります。秒数を守るか、長めにしたいときは温度を10℃ほど下げて(150℃)ください。
- 膨らむプリントの以前の記事と、何が違いますか?
- 以前の記事「レーザープリンタで膨らむプリントを作る方法」は、ぷくぷくプリントシートの発売前に撮影された動画がもとで、白1色、転写1秒・発泡5〜6秒など当時の条件で書かれています。この記事は発売後の動画5本と、現行の説明書にもとづいています。手順や秒数が違うときは、この記事と商品付属の説明書を優先してください。
この記事のもとになった動画
【失敗防止】ぷくぷくプリントの作業工程の注意点 業者様向けTシャツプリント講座 2023年11月(2023年11月上旬撮影。糊付けと転写の注意点、ラミネーターでの糊付け)
【コンビニ3社】色々なレーザープリンタでぷくぷくプリントできるか試してみた 業者様向けTシャツプリント講座(情報は2023年11月時点。コンビニ・コピーショップの複合機での検証)
【実証】色々な素材にぷくぷくプリントしてみた 業者様向けTシャツプリント講座(情報は2023年11月時点。衣類と衣類以外の素材テスト)
【4色追加】「ぷくぷくプリントシート」に新色が追加されました 業者様向けTシャツプリント講座(2024年4月以降の撮影(ミニプレス機の発売に触れているため)。CMYK4色の追加、作り方と失敗例、作業時間)
【発砲プリント】印刷した部分だけが膨らむ「ぷくぷくプリント」の色々な仕上がりについて(発売から約2年後の撮影。仕上がり例と現行の作り方)
膨らむ仕上がりを、手で触って確かめてみませんか
ぷくぷくプリントは無償サンプルをお送りしています。東京・大阪・福井のショールームでは、
実際の仕上がりや作業のデモもご覧いただけます(完全無料・要予約)。
※本記事の価格は2026年10月時点の当社サイト掲載価格です。動画内の価格・条件・検証結果は、各動画の撮影時のものです。
メーカーの売り文句ではなく、現場で刷って、売って、サポートしてきた事実だけをお伝えします。


抜ける転写紙
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