帽子プレス機
JL-CA001AⅡは
実は2way
帽子の正面は、前から見ると強いカーブを描いています。平らなプレス機ではこのカーブに上ゴテが沿わず、きれいにプレスできません。そこで使うのが、上ゴテと下ゴテが帽子と同じようにカーブした帽子専用のプレス機です。
この記事では、当社の帽子プレス機 JL-CA001AⅡの使い方を、2本の動画をもとにまとめました。動画では、ポリエステルのメッシュキャップに昇華転写、黒いコットンキャップに白トナー転写と、2通りの方法でプリントしています。仕様と価格は2026年10月時点の商品ページの情報です。
- 帽子の正面はカーブしているので、平らなプレス機ではうまくプレスできない。JL-CA001AⅡは上ゴテ・下ゴテが帽子のカーブに合わせた形
- 動画ではメッシュキャップ(ポリエステル)に昇華転写を約180度・1分、黒のコットンキャップに白トナー転写を130度・20秒でプレスした
- 帽子プレスでは耐熱テープでのマスキングが大事。転写紙の左右を留めると位置がずれにくい
- 帽子と下ゴテの間にすき間ができたら、ラバースポンジマットや柔らかい布を詰めて埋め、その分だけ圧力を弱める。大きなマークは転写紙に切り込みを入れるとシワを防げる
- 小さなマークなら、ポロシャツなど平らな生地へのワンポイントにも使える。現在の商品ページでは、帽子プリントには接着性の強い小型DTF(WIPシリーズ)をすすめている
帽子専用のプレス機が必要な理由
帽子の正面(フロントパネル)は、前から見ると強いカーブになっています。プレス機の下ゴテも同じようにカーブしていないと、帽子にぴったり当たりません。これまで紹介してきた平面のプレス機では、帽子がつぶれるような形になってしまい、うまくプレスできません。
JL-CA001AⅡは、下ゴテも上ゴテも帽子と同じようにカーブしているので、帽子の正面をきれいにプレスできます。対応している帽子は、スポーツキャップやメッシュキャップの前部パネルなど、次のような形状です。


Tシャツに加えて帽子も作れるようになると、商品の幅が広がります。帽子プリントを始めたい方は、帽子プレス機があると便利です。
仕様と価格(2026年10月時点)
| 項目 | JL-CA001AⅡ |
|---|---|
| 上ゴテサイズ | 約80×130mm |
| 下ゴテサイズ | 約87×130mm |
| 本体寸法 | W665×D495×H440mm(梱包サイズ) |
| 使用可能温度 | 0〜199度(デジタル表示) |
| タイマー | 自動スタートタイマー(ダイヤル設定/デジタル表示)。動画では999秒まで設定できると案内 |
| 温度上昇時間 | 130℃まで約9分/199℃まで約13分 |
| 本体重量/梱包時重量 | 14.3kg/約18.8kg |
| 定格 | 100V・480W(家庭用コンセント可) |
| 保証・修理 | 商品到着後1年保証。福井の本社工場で修理(目安2〜3日) |


価格
| 商品 | 2026年10月時点 | 動画撮影時 |
|---|---|---|
| JL-CA001AⅡ 本体 | 63,800円(税込) | 4万8千円(2020年7月の動画。税別・税込の表記なし) |
| 送料 | 北海道・沖縄以外 1,760円/北海道・沖縄 2,860円 | — |
※プレス機は送料無料の対象外です。代引き・NP後払いでは購入できず、ほかの商品と一緒に注文するとクレジット決済ができないため、別々に注文してください。
基本の使い方:すき間を埋めて固定する
- 電源を入れ、温度と時間を設定する(100V・480Wなので家庭用コンセントでOK)
- 帽子を下ゴテにかぶせる。すき間があれば埋める(下で説明)
- クリップなどで帽子の下を固定する
- 転写紙(マーク)を耐熱テープで帽子に留める
- 加圧ハンドルを倒してプレスする
- 音楽(アラーム)が鳴ったら、加圧ハンドルを起こす
すき間は、ラバースポンジマットや布で埋める
帽子の形が下ゴテと合わないと、帽子と下ゴテの間に空間ができます。この状態でプレスするとシワが寄り、プリントに影響が出ます。2020年4月の動画では、ラバースポンジマットを間にはさむことですき間を埋め、しっかり圧力がかかるようにしています。

現在の商品ページでは、布地を下ゴテと帽子の間に詰め込む方法を紹介しています。柔らかい素材のほうが詰めやすく、詰め込んだ分だけプレス機の圧力を弱くします。詰めたらプレス面を上から押さえ、空きスペースが減っているかを確かめてください。詰め方は帽子プリントの始め方の記事で、キャップ5種の結果とあわせて詳しく紹介しています。
クリップと耐熱テープで固定する
帽子は丸いので動きやすく、クリップなどで下を固定すると作業しやすくなります。転写紙(マーク)は耐熱テープで帽子に留めます。固定しにくい場合は、人に帽子を持っていてもらう方法もあると紹介しています。

メッシュキャップに昇華転写
2020年7月の動画で使ったメッシュキャップは、正面の生地がポリエステルです。ポリエステルなので、昇華転写でプリントしています。
転写紙の左右を耐熱テープで留める
テロップでは「帽子プレスにはマスキングが大事です」と強調しています。転写紙の左右を耐熱テープで止めることで、位置ずれが起きにくくなります。

圧力は「少し弱め」でいい
昇華転写は温度を180〜200度にしてプレスしますが、それほど圧力はいりません。動画では、圧力を気持ち少し弱めでも大丈夫としています。強くしすぎると、メッシュキャップの生地が強く押さえつけられすぎてしまうので注意してください。圧力は、プレス機の上のほうにあるネジで調整します。
動画では約180度で1分ほどプレスし、きれいにプリントできました。

※昇華転写の基本は昇華転写の基礎で説明しています。
コットンキャップに白トナー転写
もう1つは、黒いコットン(綿)のキャップです。綿で色の濃い生地なので、白トナー転写でプリントしています。色つきの帽子でも、白トナープリントならフルカラーで表現できます。
コットンキャップもマスキングが大事
白トナー転写でも、転写紙の横を耐熱テープでマスキングします。テロップでも「コットンキャップも同じくマスキングが大事です」としています。

130度・20秒でプレスし、冷めてからはがす
動画では130度・20秒ほどプレスし、冷めてから転写紙をはがしています。はがしたあと、もう一度プレス(再プレス)してしっかりなじませて完成です。

※白トナープリントの温度と時間の考え方は白トナープリントのプレス温度と時間をご覧ください。
大きいマークとワンポイントの使い方
大きいマークは、転写紙に切り込みを入れる
帽子は曲面なので、横に長い大きなマークをプレスすると転写紙にシワが入りやすくなります。転写紙のマークとマークの間に切り込みを入れて逃がしてあげると、プレスのときにシワが入るのを防げます。

小さなマークなら、平らな生地のワンポイントにも
2020年7月の動画では、お客様から教えていただいた使い方として、ポロシャツの胸元などへのワンポイントを紹介しています。下ゴテは少し曲がっていますが、小さめのマークなら、マーキングプレス機のように帽子以外の布地にも使えます。カッティングシートやワッペンのプレスにも使えます。

ポロシャツのワンポイントが仕事の中心なら、平面素材専用のマーキングプレス機 JL-CA001BⅡという選択肢もあります。見た目は似ていますが、マーキングプレス機は帽子には使えません。
向かないケースと注意点
よくある質問
- JL-CA001AⅡの価格はいくらですか?
- 2026年10月時点で、本体は63,800円(税込)です。送料は別で、北海道・沖縄以外が1,760円、北海道・沖縄が2,860円です。2020年7月の動画では4万8千円と紹介していましたが、現在の価格は上のとおりです。
- 平らなプレス機で帽子にプリントできませんか?
- 帽子の正面は強いカーブになっているので、平らなプレス機では上ゴテが沿わず、うまくプレスできません。JL-CA001AⅡは上ゴテと下ゴテが帽子と同じようにカーブしているので、帽子の正面をきれいにプレスできます。
- どんなプリント方法に使えますか?
- 動画では、正面がポリエステルのメッシュキャップに昇華転写(約180度・1分)、黒いコットンキャップに白トナー転写(130度・20秒、はがした後に再プレス)を行いました。商品ページでは、小型DTF(WIPシリーズ)と白トナープリント(WTRIP835)のどちらにも対応するとしています。カッティングシートやワッペンのプレスにも使えます。
- 帽子と下ゴテの間にすき間ができます。どうすればいいですか?
- すき間があるとシワが寄り、プリントに影響が出ます。動画ではラバースポンジマットをはさんで埋めています。商品ページでは、柔らかい布地を下ゴテと帽子の間に詰め込み、詰めた分だけプレス機の圧力を弱くする方法を紹介しています。
- どの帽子にも使えますか?
- もっとも対応しやすいのはスポーツキャップで、メッシュキャップは前部パネル部分に対応します。バケットハットやニットキャップなどは、形状や素材によって難易度が変わります。東京・大阪・福井のショールームで、お持ちの帽子での実演テストもできます。
- マーキングプレス機 JL-CA001BⅡとの違いは?
- 外見は似ていますが、帽子プレス機は帽子のカーブに合わせた下ゴテで、帽子へのプリントに向いています。小さいマークなら平らな生地へのワンポイントにも使えます。マーキングプレス機は平面素材専用で、帽子には使えません。
この記事のもとになった動画
【実は2way】帽子プレス機JL‐CA001AⅡのご案内 クイックアートオリジナルプレス機(2020年7月31日公開。価格・大きさ・重さは当時の表記)
帽子プレス機の使い方〜JL-CA001AⅡ〜クイックアート(2020年4月3日公開)
お持ちの帽子で、
プレスを試してみませんか
東京・大阪・福井のショールームで、帽子プレス機を使った実演テストができます。
帽子の形や素材に合ったプリント方法も、あわせてご相談ください。
※仕様・価格は2026年10月時点の商品ページの情報です。動画内の価格(4万8千円)・上ゴテの大きさ(8×14cm)・重さ(約13kg)は2020年7月の撮影当時の表記です。プレスの温度・時間は動画で実演した条件で、転写紙や帽子の素材によって変わります。
メーカーの売り文句ではなく、現場で刷って、売って、サポートしてきた事実だけをお伝えします。


抜ける転写紙
全面プリント転写紙
発泡シート
箔・ラバー・ラメ
トナー・ドラム
DTFインク・フィルム
プレス資材
昇華インク
Type-WLナイロン・薄い生地
Type-Cキャンバスバッグ
Type-Pペイスターで楽に















オーブンプリントマグカップ・食器に
Tattooシール肌に貼れるタトゥー






























